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色彩検定とカラーコーディネーター検定の違い
色彩検定とカラーコーディネーター検定とは主催する団体が異なります。
- 色彩検定の主催団体
A・F・T 全国服飾教育者連合会 - カラーコーディネーター検定の主催団体
東京商工会議所
A・F・T(色彩検定)と東商(カラーコーディネーター検定試験)
基本的には両方とも色彩のプロを目指す人のための試験で、2級・3級に関してはどちらが有利という客観的データはないようです。
難易度にもさほど大きな違いはないと思います。
ファッション・インテリア・美容関係はA・F・Tを流通・建築・デザイン関係は東商を受験する傾向にあります。
A・F・Tとは、All Japan Fashion Teachersの略。
正式名称が「文部科学省認定ファッションコーディネート色彩能力検定」ですから、当然ファッ
ションにおける色彩に主眼を置いた検定という見方ができます。
※2007年より正式名称は『文部科学省後援 色彩検定®』になりました
ただし、資格取得者の実態をみると、その活動範囲は身近なファッション、メーク、アパレル業界、インテリア、広告、グラフィック、コスメチック、環境色彩計画へと広がっていて必ずしもファッション界に限定されているわけではないようです。
一方、「カラーコーディネーター検定試験」を主催する東京商工会議所は、様々な業種の商工業活動を行う中堅・中小企業の代表組織。
ですから資格対象の業務内容も多くの分野にわたり、出題範囲もかなり専門的かつ広範囲です。
社団法人日本塗料協会などでは、業界として社員のカラーコーディネーター資格取得を奨励しているようです。
例えば
ユーキャンのカラーコーディネート講座
はテキストvol.1からvol.5まであり、vol.4までは色彩検定と同じ内容でvol.5の段階で色彩検定かカラーコーディネーター検定かを選択肢し、それぞれのコースに合わせて検定対策をしていきます。
ユーキャンのカラーコーディネート講座
の受講生掲示板によると色彩検定コースとカラーコーディネーター検定の両方を受験し、合格を狙う人が多いようです。
色彩検定の方がカラーカードを使った演習が多いと思うので実践力はつくのかもしれません。
カラーコーディネーター検定は、色彩の特性や調和といった理論が中心という印象です。
一生懸命身につけた知識は試験のためだけでなく、実践的に役立てられるのが理想です。
自分は将来どのような分野でカラーコーディネーターとしての知識を役立てたいのかを考えて選択したいですね。
■試験内容に関して
2005年テキスト改訂からAFTの方が東商に近づいた内容になり、難易度も高くなったと聞いています。
AFTはカラー図版を使った問題で、色を見分けないと解けない問題が多いのに対し、東商は選択肢の中から回答を選べる形式になっています。
■実際に過去問題を解いてみて
2005年の過去問題をA・F・Tと東商の両方やってみました。
出題範囲は東商のほうが専門的・理論的かつ広範囲にわたっていますが、実際に過去問題を解いてみると内容的にはやさしく感じました。
やはり、選択肢から選べるのは楽ですね。
A・F・T冬季3級では、色相対比、色相同化に関する正誤問題は、実際の色ではなく多くの色が記号で問われいて少し戸惑いました。
A・F・T冬季2級では、オストワルト、NCS、XYZと表色系がばっちり出題されていました。
テキスト改訂後の広い範囲から容赦なく出題されていて難しかったです。
また、テキストの図版がそのまま出題されていました。
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