それらの中でも広く一般に知られ、多くの人々によって親しまれているものを慣用色名と言います。
慣用色名には、それぞいに由来があり、色を連想しやすいことから誰にでも親しみのある色名となっています。
]]>色記憶とは、ある色をしばらく見た後に、その色を思い出そうとすること。
派手で明るい色ほど記憶されやすく、控えめな中間色調の低彩度色は記憶に残りにくいといわれています。
]]>記憶色とは、イメージとして記憶されている色のこと。
青空の色、木々の緑、リンゴの赤、というように特定の対象物と結びついて思い浮かぶ色。
記憶色は、その色が持つ特徴的な部分が強調されるので実際の色よりも鮮やかさを増す傾向があります。
色みについては、基本色相(赤・黄・緑・青)の方向にずれる傾向にあります。
嗜好色とは、色から受ける雰囲気への好みこのと。
嗜好色は、対象とする人たちによって異なります。
嗜好色や嫌悪色の調査は、色から直接受ける雰囲気への好みを集計します。
]]>色の感情空間の世界は三次元空間です。
これを表現するために色彩感情は三つの側面にまとめられます。

色彩連想とは、
ある色を見て、それと関連する物事を思い起こすこと。
それは、具体的なものであったり、抽象的な概念を連想する場合もあります。
色彩象徴とは、
色の連想が個人差を越えて社会的に定着することで、色彩がシンボリックな性格をになうようになるもの。
色彩の抽象的連想についてまとめてみました。
]]>明暗順応とは、明るさの変化に伴い、網膜上の視細胞が反応して、物を見やすくする視覚反応のこと。
]]>同化現象とは、囲まれた色が影響を受けて周囲の色に近づいて見えること。
「色の同化」という表現をするときもあります。
対比効果とは逆の現象で、ある色が他の色と仲良くなり、その色に近づいて見える現象。
「フォン・ベゾルト効果」とも言われます。
この現象は、囲まれた色の面積が小さくて細かい柄、
間隔の狭いストライプや配色された明度や色相が近いほどその効果は大きくなります。

明度対比と同化現象は逆の見え方をしているのにお気づきでしょうか?
明度対比の方の灰色は白の間では「暗く」、黒の間では「明るく」見えています。
同化現象の方の灰色は、白の線に囲まれているところは白の明るさに近づき「明るく」見え、黒の線に囲まれているところは黒の明るさに近づき「暗く」見えています。
]]>色陰現象とは、補色の色が陰のように見える現象。
色の対比効果の一つです。
色陰現象の図

縁辺対比とは、色と色が接する境界部分に起きる対比効果。
この境界部分に対比が強く現れます。
これは、人間の眼が網膜上で、2色が接している状況を処理する時、2色の差異を強調するために起こります。
縁辺対比の図

補色対比とは、補色の関係にある色同士が補色残像現象のために、お互いにより鮮やかさが強調されたかに見えること。
補色配色の例。

両方とも中心の色の鮮やかさが増したように見え、2色の境界はぎらぎらして見えます。
この配色のように明度差のないものはより対比効果が大きくなります。
補色の色相関係で明度差のない配色を同時に見ると、お互いの心理補色の残像が重なり合うため、2色の境界線はハレーションを起こしてギラギラして見えます。
]]>彩度対比とは、彩度の異なる色が影響し合い、鮮やかさが変わって見えること。
鮮やかな(彩度の高い)色のほうがより鮮やかに、濁った(彩度の低い)色はよりにぶく灰味がかって見える対比効果。
彩度対比の図

色相対比とは、同じ色なのに周囲の色の影響を受けて色が少し変わって見える現象。
中心の色が周りの色の補色残像としてあらわれ、心理補色の方向へ変化して感じられる。
色相対比の図
図の真ん中の紫色の部分を見てください。 どんな紫色にみえますか?

明度対比とは、明るさの異なる2色が影響し合い、色みが変わって見えること。
明度の差がある色を配色した時、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える対比効果。
明度対比の図

中心の灰色は同じ色。
図1 黒を背景にすると明るく見え
図2 明るい灰色を背景にすると暗く見える。
【補色残像】とは、ある色をじっと見た後に、別の面を見ると、もとの刺激の色相と補色関係にある色の残像が見えてくる現象。
継時対比の対比現象に分類されます。

【継時対比】は、直前に見た色の影響を受けて色が本来の見えとは異なる見え方をする現象。
人間の眼は、ある色をじっと見ていると視神経が刺激の偏りを調整するためにその色の反対色(心理補色)を誘い出します。
【補色残像】は、これに関連する現象です。
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